本橋成一とロベール・ドアノー　交差する物語

2023.12.08（金）〜 2024.1.28（日）

本橋成一《羽幌炭砿　北海道羽幌町》〈炭鉱〉より　1968年　©Motohashi Seiichi

　1940年に東京で生まれた本橋成一氏と、パリ郊外に生まれたロベール・ドアノー氏(1912～94年)、その二人の写真家の作品計210点を、一堂に紹介する。全国では東京(6～9月)に次ぐ2か所目、西日本では初開催。

　二人は、生まれた地域も時代も異なるものの、炭鉱やサーカス、市場など、同じテーマによる優れたルポルタージュを残している。また、第二次世界大戦による混乱を経て、懸命に力強く生きる人々の姿や、失われゆく光景を写真に収めてきた。

　人間への限りない愛情と好奇心が生み出す視線、ユーモア、優しさをもって、現実や社会と関わった二人。その物語を通して、「生きることの豊かさについて考える機会に」と企画された展覧会。

　12月9日、23日、1月21日には、本橋氏が監督を務めた映画の上映会もある。12月9日は本橋氏が登壇予定。

イベント名	本橋成一とロベール・ドアノー　交差する物語
会期	2023年12月8日(金)～2024年1月28日(日) ※休館：月曜(1月8日は開館して翌9日は休館)、年末年始(12月29日～1月3日)
開館時間	9:30〜17:30 ※入館は17:00まで
場所	田川市美術館 (田川市新町11-56)
観覧料	一般：800円(700円) 高校・大学生：600円(500円) 中学生以下：無料 ※かっこ内は田川市在住者(身分証が必要)。
公式サイト	田川市美術館　展示・イベント