官民でつくる九州観光機構は、佐賀県の有田焼、長崎県の三川内(みかわち)焼と波佐見焼をテーマにした新たなイベントを9月に開催します。陶器市を福岡市で開くほか、特別列車で「柿右衛門窯」などを巡る限定ツアーも計画しています。2025年に始めた肉のイベント「にっくん」に続く主催事業で、27年以降も継続し、九州の魅力を発信する企画として定着させることを目指します。
有田、三川内、波佐見…
「三里やきものがたり」
福岡市で陶器市
イベントは「三里(みさと)やきものがたり」。9月4~6日にJR博多駅ビル内のホールで開く陶器市では、三つの産地の作品を展示・即売します。福岡市のフレンチレストラン「Goh」のシェフらの料理を、それぞれの産地の器で楽しめる限定企画も予定しています。
特別列車で産地へ
特別列車「三里やきものがたり号」のツアーは、9月4日にJR九州と共同で実施します。「SL人吉」として運行していたレトロな内装の「50系客車」の列車が、ツアー専用のヘッドマークを付けて走ります。
博多駅発着で、車内で昼食を楽しみながら有田駅へ向かい、駅からは有田、三川内、波佐見の3コースに分かれてバスで産地を巡ります。有田のコースでは、「柿右衛門窯」を訪問し、十五代酒井田柿右衛門さんによる解説も聞くことができます。
列車ツアーの発売は7月6日。定員120人で、料金は大人2万3000円(税込み)です。
バスツアーも実施
同じ9月4日には、福岡市・天神発着で有田を観光するツアーバスも運行します。
機構の唐池恒二会長(JR九州相談役)は「九州に何度も訪れたいと思わせる魅力づくりが重要。イベントを継続していけば、大きな観光資源になる」と話しています。
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