国道3号・岡垣バイパスが4車線で開通 地域活性化に期待

 4車線になった国道3号の岡垣バイパス(福岡県岡垣町山田―宗像市武丸、4キロ)が2月3日午後、開通した。現地では開通式があり、出席した関係者がテープカットなどで祝った。


テープカットする開通式の出席者ら

 1990年度に開通した同バイパスは、国道3号の北九州市―福岡市間では唯一の2車線区間だった。国土交通省北九州国道事務所によると、4車線化の総事業費は約87億円。工事は2002年度に始まり、事業見直しによる中断を経て、18年度に再開していた。

 開通に先立って行われた式には、自民党の麻生副総裁や服部誠太郎知事、地元首長ら約140人が出席した。岡垣町の門司晋町長は「地域強靱(きょうじん)化に資するネットワークが構築され、安全性が高まり、地域活性化に寄与する」と述べ、宗像市の伊豆美沙子市長は「沿線の交流が深まることを期待する」と開通を喜んだ。


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