パンを食べながら将来を語る 「川崎を食べる会」定期開催

 「パン」をテーマとする道の駅の2027年度の開業を目指している福岡県川崎町は、町民らがパンと一緒に町内産の野菜などを使った料理を味わいながら、道の駅構想や町の将来について語り合う食事会「川崎を食べる会」を定期開催する。初回は7月15日、町外からゲストを招いて同町安真木の農産物直売所「De・愛」横レストランで開く。

初回は7月15日に


「川崎を食べる会」のチラシ


 町によると、道の駅は同町田原の休耕田など約2万7000平方メートルに計画。町民らに計画への関心を持ってもらう一環として、道の駅の主力商品となる町内産食材を使った食事会を企画した。


 初回はゲストとしてパン専門ライター・池田浩明さん(さいたま市)、料理研究家・山本ゆりこさん(福岡市)が来訪。山本さんが中心になってサラダバーや、町内産の蜂蜜を使ったドレッシングなどを用意する。パンは町内のベーカリーが提供し、池田さんが奥深い楽しみ方などを紹介する。公募に応じた約30人が参加する。

 町は、季節ごとの旬の食材を使いながら定期的に食事会を開催する方針。町の担当者は「食事会を通じて新しい道の駅のファンを増やしたい」と話している。


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