【長崎】島原市・小早川家住宅を光で彩る「竹灯夜」開催
長崎県島原市中心部にある国登録有形文化財の「小早川家住宅」で7月27~29日の夜、竹灯籠を使ったライトアップ「竹灯夜」が開かれる。地域おこし協力隊員として同住宅の管理・活用を担う、国房雅之さん(46)が初めて企画した。これまで観光客にも地域住民にもなじみが薄かったといい、「きれいになった庭を多くの方に見てもらい、今後も交流拠点として活用される文化財として保全していきたい」と意気込んでいる。
7月27~29日の夜に
小早川邸は江戸時代の上級武家町にあり、門と石塀は江戸時代のもので、母屋は1890年(明治23年)の建築だが、武家住宅の屋敷構えを今に伝える。座敷を囲む縁側から、湧水を生かした庭園が眺められる。
国房さんが2025年6月、地域おこし協力隊員の採用面接を受けた際、庭は雑草が生い茂り、門は閉じたままだった。近隣住民にもなじみが薄かった。
国房さんは、着任した同年8月から庭の手入れに取り組み、地域の人も巻き込もうと、毎月第3木曜日に「お庭のお手入れ交流会」も企画。今は、草刈りをしながらおしゃべりを楽しむ常連参加者がいる。6月には、近くの子供会の親子も掃除を手伝ってくれた。
竹灯夜の催しは、「お庭のお手入れ」の成果発表の場でもある。竹灯籠でのライトアップは、過去に地域おこし協力隊員を務めた土地で経験があったことから思い立った。
国房さんは「自分たちがきれいにした庭が、活用されることを、誇らしく思ってくれたらうれしい。きれいになった庭が夜、どのような景色になるか私も楽しみです」と話している。
27~29日は午後7~9時点灯。入場無料。
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