【佐賀】「さがドーン」発売記念 作者ら幕末の魅力語る
幕末の佐賀を舞台にした新作漫画「さがドーン~江藤新平と肥前の妖怪~」の単行本発売イベントが、佐賀市のゆめタウン佐賀で開かれた。トークショーがあり、作者の泰三子(やすみこ)さんと山口知事が、幕末の佐賀藩の魅力について語り合った。
「さがドーン」は、泰さんが雑誌「モーニング」で連載中の幕末コメディー漫画「だんドーン」の番外編。初代司法卿を務めた江藤新平と佐賀藩第10代藩主、鍋島直正が主人公で、5~6月に全5話が連載された。県は江藤の没後150年となった2024年、功績などを県内外に発信することを目標に「復権プロジェクト」を開始し、同作の連載開始も後押しした。
イベントは8月23日にあり、トークショーの会場にはファンら120人以上が詰めかけた。泰さんは着ぐるみに入って登壇。江藤新平の印象について「早くから民衆のために法律を作ることにまい進した純粋な人物。一方で、その純粋さが悲劇的な最期につながったのかもしれない」と語った。山口知事は「近代的な裁判を始めようとした江藤のすごさを、もっとみんなと共有したい」と話した。
トークショーの後にあった単行本の販売会では、来場者らの列ができた。有田町から訪れた男性は「イベントで江藤の功績に触れられて良かった。地元の偉人が活躍する作品を読むのが楽しみ」と話した。
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