【熊本】黒川温泉街を竹灯籠が照らす 「湯あかり」開催中

 熊本県南小国町の黒川温泉で、温泉街を竹灯籠でライトアップするイベント「湯あかり」が行われている。約350個の竹灯籠に明かりがともされ、一帯を幻想的に彩っている。4月2日まで。

 放置された竹林の間伐材を有効活用することなどを目的に、黒川温泉観光旅館協同組合などが2012年に始めた。

 竹灯籠は、鞠(まり)の形をした「鞠灯籠」と、高さ2メートルほどの「筒灯籠」。温泉旅館や商店の関係者らが1か月ほどかけて作製した。温泉街の川にかかる橋や、旅館の周辺、バス停などに飾られている。


 点灯は毎日日暮れから午後10時まで。同組合の担当者は「ほのかな明かりを楽しみ、その後は温泉に入ってゆっくり過ごしてほしい」と話している。


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