【熊本】山鹿灯籠まつり、4年ぶり「千人灯籠踊り」で練習
熊本県山鹿市の夏の風物詩・山鹿灯籠まつりの「千人灯籠踊り」が8月16日に行われるのを前に、全体練習が7月30日、同市熊入町の市総合体育館であった。踊り手約350人が振り付けなどを確認した。
千人灯籠踊りは、和紙で作られた「金灯籠」を頭に載せた女性が踊るまつりのハイライト。新型コロナウイルスの感染拡大で2020年から3年連続で中止となっていたが、今年は新型コロナの感染症法上の分類が5類に引き下げられたことなどから、4年ぶりの開催が決まった。
地区ごとに練習をしていた踊り手が初めて集まった全体練習は、午前と午後の2回行われ、それぞれ150~200人が参加した。地方(じかた)の演奏に合わせて「よへほ節」や「山鹿灯籠盆踊り」を踊り、振り付けや会場での動きを確認した。
本番8月16日午後8時から
本番は、午後8時から同市立山鹿小グラウンドで。練習に参加した同市の女性(64)は「中止になった分を取り戻すために張り切って踊りたい」と話していた。