【熊本】食で地域をPR 「奥球磨どんぶりフェア」開催中
グルメをきっかけに地域の魅力を知ってもらおうと、熊本県水上村、湯前町、多良木町の奥球磨地域の飲食店で、地元食材を使った丼を提供する「奥球磨どんぶりフェア2025」が3月2日まで行われている。
13飲食店が参加
3町村でつくる「奥球磨広域連携推進協議会」が毎年実施し、21回目。2024年は2000杯以上を販売したという。今回は13店舗で計14種類が味わえる。
「味工房さがら」(湯前町)では、店主が八代市の人気ラーメン店で半年修業して作り上げたという「炙(あぶ)りチャーシュー三馬力丼」(税込み1300円)を販売。「小さなレストランふきのとう」(水上村)は、辛さが5段階で選べる「奥球磨鹿の石焼き麻婆丼」(同1000円)を提供している。海鮮丼やカレーうどんなども楽しめる。
水上村保健センターで1月23日に開幕セレモニーがあった。協議会の田代浩幸事務局長(水上村産業振興課長)は「この機会に奥球磨を堪能してもらい、PRにつなげたい」とあいさつし、関係者が用意された自慢の丼を試食した。
イノシシと鹿のあいびきミンチを使ったあんかけ丼(同800円)を開発した「美食の森 Reビエ」(多良木町)の村上武春代表は「ジビエをミンチにして食べやすさにこだわった。全店舗を回ってコンプリートしてほしい」と呼びかけた。
スタンプ集めよう!
期間中、対象メニューを食べて回るスタンプラリーも実施。訪れた店舗数に応じて、1、7、10個の三つのコースに申し込める。抽選で特産品の詰め合わせやペア宿泊券などが当たる。全店舗を制覇すれば記念プレゼントもあるという。
問い合わせは水上村産業振興課(0966-44-0314)へ。