【宮崎】クロキリスタジアム 陸上国際規格「クラス2」認定

 宮崎県都城市山之口町に今春オープンした県山之口陸上競技場「クロキリスタジアム」が、世界陸上競技連盟が定める陸上競技場の国際規格で「クラス2」の認定を受けた。クラス2の認定は県内で初めて。認定は6月4日付。県が6日に発表した。


クラス2に認定されたクロキリスタジアム(県宮崎国スポ・障スポ局施設調整課提供)

「世界新」など公認へ

 県によると、クラス2の認定を受けたことにより、アジア大会クラスの国際大会が開催できる。世界新記録やアジア新記録などの好記録が出た場合、記録は速やかに公認される。

 同スタジアムは、約1万5000席の観客席や大型映像装置を備え、2027年に県内で開かれる国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(国スポ・障スポ)の開閉会式や陸上競技の会場となる予定。

 県スポーツランド推進課は「認定は国際大会やキャンプの誘致の追い風になる。引き続き積極的に取り組んでいきたい」としている。


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