【宮崎】世界陸上へ!サニブラウン選手が初の宮崎合宿

 9月に行われる陸上競技世界選手権東京大会の代表選考会を兼ねた日本選手権(7月)を前に、男子100メートルのパリ五輪代表、サニブラウン・ハキーム選手(26)が6月20日、宮崎県内で合宿をスタートさせた。「(宮崎は)アスリートには大事な環境がすべてそろっているのでトレーニングに集中できる。世界陸上で良い姿を見せたい」と語った。


特産品の贈呈式で記念写真に納まるサニブラウン選手(左)

パリ五輪では9秒96の自己ベスト!

 サニブラウン選手はパリ五輪で決勝に進めなかったが、準決勝で自己ベストを更新する9秒96をマークした。県内で合宿するのは初めてといい、この日はひなた県総合運動公園(宮崎市)で、ランニングやハードルを使ったトレーニングなどで汗を流した。

 練習前には県から宮崎牛3キロ、宮崎市から県産完熟マンゴーがそれぞれ贈られた。ファンらも訪れ、宮崎第一中3年の男子生徒(14)は「練習方法などが参考になった。サニブラウン選手みたいに速く走れるように努力したい」と目を輝かせていた。

 県内での合宿は27日まで宮崎、都城両市で行われる予定。


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