【大分】夏を乗り切る新そば解禁 中津市本耶馬渓町で
そばが特産の大分県中津市本耶馬渓町で、夏の新そばが7月4日、解禁され、同町の道の駅「耶馬トピア」で「夏の新そば賞味会」が開かれた。今年からそばの製造法を変え、「昔ながらの田舎そばを楽しんでほしい」と呼びかけている。
4月中旬に種をまき、6月下旬から刈り取りを始めた。今年は好天に恵まれ、昨年の倍以上の2600キロの生産量を予定している。
石臼で製粉し、香りのある風味豊かなそばが特徴。この夏からは、実と皮の間にある栄養まで生かそうと、そば殻ごとひいたそば粉で打っている。
賞味会には、市や中津商工会議所などから約30人が出席。奥塚正典市長が解禁を宣言して早速味わい「香りがより強くておいしい」と箸を進めていた。耶馬トピアの高橋和美支配人は「こくのあるそばに仕上がった。栄養たっぷりのそばを食べに来て暑い夏を乗り切ってほしい」と話していた。
新そばは約2か月間、提供する。問い合わせは耶馬トピア(0979-52-3030)へ。
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