【大分】カブトムシ見つけたよ!佐伯市に「ふれあい館」

 毎年夏に期間限定で開館する大分県佐伯市直川の「かぶとむしふれあい館」が、今年も7月5日にオープンした。4日には、地元の園児たちが一足早くカブトムシと触れ合った。例年8月中旬頃まで楽しめる。


館内で触れられるカブトムシ

 同館は、市が昆虫で地域おこしをしようと2010年に直川地域の「直川憩の森公園」内に建設した。

夜のクヌギ林を再現

 館内は、夜行性のカブトムシの生態に合わせ、活動的な姿を観察できるよう照明を落とし、夜のクヌギ林を再現。館内には約50匹のカブトムシが放たれ、自由に触ることができる。

 4日は「直川こども園」の年長園児10人が懐中電灯を手にカブトムシを探し、あちこちで「見つけた!」と歓声が上がっていた。

 管理棟ではカブトムシやクワガタムシを販売している。同公園の指定管理会社の久保田麗代表は、「公園内のキャンプ場などとともに、幅広い世代に楽しんでもらいたい」と話した。

 開館時間は午前10時~午後4時。5歳以上は同公園の入場料300円が必要。問い合わせは同公園(0972-58-2517)へ。


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