【佐賀】「巨大メジロ」で活性化 JR鳥栖駅東側でイベント
JR鳥栖駅東側の活性化につなげようと、佐賀県鳥栖市本鳥栖町の市都市広場に、巨大なメジロのモニュメントを展示して、音楽やスポーツなどの多彩なイベントを行う「TOSU NESTIVAL(トス ネスティバル)」が10月4日、始まった。
県や鳥栖市などで作る実行委員会の主催。モニュメントは、市の鳥がメジロであることにちなんで作られた。メジロ(高さ10メートル)の周りに、五つの卵(同7メートル)を配置した巨大な鳥の巣(ネスト)で、「ネストピア」と名付けられた。
イベントは11、12日にも
このうち三つの卵は、目玉焼きのゴールに向かって滑り降りるスライダーやボールプール、鳥の羽が舞う空間となっており、中に入って子どもらが遊ぶことができる。展示は16日までで、夜間のライトアップも予定されている。
イベントは11、12日にも予定されており、ミュージカルなどのステージイベントやスポーツ体験、鳥や卵をモチーフにしたオリジナルフードの販売も行われる。県の担当者は「駅前の一等地なのに、がらんとしている時があり、課題となっていた。今回のイベントを通じて、民間の事業者の利活用にもつながっていってほしい」と話している。
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