【山口】「やなせたかし展」が開幕 周南市美術博物館で
アンパンマンの生みの親・やなせたかしさん(1919~2013年)の軌跡をたどる「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」(山口県周南市、市文化振興財団、読売新聞社、KRY山口放送主催)が11月14日、山口県周南市の市美術博物館で始まった。12月28日まで。
アンパンマン原画など300点
やなせさんの出身地・高知県にある香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアムが、2026年に開館30周年を迎えるのを記念した巡回展。絵本作家や詩人、編集者などとして幅広く活躍したやなせさんの生涯をテーマ別に紹介している。
会場では、アンパンマンなどの原画のほか、やなせさんが30年間発刊した雑誌「詩とメルヘン」の原稿や作詞をてがけた「てのひらを太陽に」の自筆詩など約300点を展示している。
展示を担当した周南市美術博物館の松本久美子学芸員(56)は「やなせさんの様々な一面を楽しんでもらいたい」と話している。
この日は同館で開会式が行われ、周南市の道源敏治副市長が「やなせさんの作品は時代を超えて愛されている」とあいさつ。有田順一館長や読売新聞西部本社の玉城夏子・事業推進室長らがテープカットした。
午前9時半~午後5時(最終入館は午後4時半)。月曜休館(11月24日は開館し、25日が休館)。入場料は一般1300円、大学生1000円、18歳以下無料。問い合わせは同館(0834-22-8880)へ。
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