【長崎】壱岐湯本温泉が2位 温泉総選挙「歴史・文化部門」

 全国の人気温泉をランキング形式で発表する「温泉総選挙2025」で、長崎県壱岐市勝本町の壱岐湯本温泉が歴史・文化部門の第2位に選ばれた。


「壱岐湯本温泉で温まってほしい」と話す平山さん

 温泉総選挙は、観光地の活性化に向けた活動に取り組む「旅して日本プロジェクト」が主催し、環境省や内閣府などが後援している。全国約80の温泉が「絶景」「美肌」など8部門にエントリーし、8~10月に5万人以上が投票した。

 壱岐湯本温泉は約1700年前、神功皇后が立ち寄り、応神天皇の産湯に使わせたと伝えられている。鉄分を含んだ赤褐色の湯が特徴。壱岐湯本温泉旅館組合代表の平山真希子さん(50)は「多くの人に応援してもらった。冬の壱岐に足を運ぶきっかけになればうれしい」と話した。表彰式は12月4日に東京で行われる。


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