【佐賀】秋の有田陶磁器まつりがスタート 11月24日まで

 「第21回秋の有田陶磁器まつり」が11月20~24日、佐賀県有田町で開かれる。「食と器でおもてなし」をテーマに、窯元や陶磁器販売店が焼き物を並べるほか、普段は公開されない薪(まき)窯の特別公開など多彩な催しがある。


「第21回秋の有田陶磁器まつり」のパンフレット


 特別公開は、今右衛門窯(21日)、茂正工房(22日)、源右衛門窯(23日)、天狗谷古窯・有田ポーセリンパーク(同)で実施。職人が窯に薪をくべる様子などを間近で見学できる。

 また23日には、樹齢約1000年の国指定天然記念物「大公孫樹(おおいちょう)」をバックに、「有田きもの着こなしコンテスト」が開かれる。参加者は有田焼のアクセサリーなどを1点以上身につけ、3分間の自己PRをして競う。


期間中は町シャトルバスも運行

 このほか、22~24日、町内の名所を観光ガイドが案内するツアー(いずれも午後1時半~3時で定員10人、1000円)が行われる。有田観光協会の担当者は「紅葉に染まった秋の有田をゆっくり楽しんでほしい」と話している。問い合わせは、同協会(0955-43-2121)へ。


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