【大分】県の観光PR動画、内閣府コンテストでグランプリ

 大分県が制作したインバウンド(訪日外国人)向けのPR動画が、内閣府主催のコンテスト「クールジャパン・プラットフォームアワード」のムービー部門で、最高賞のグランプリに選ばれた。県内10市町の観光地や工芸品、祭りなどを紹介しており、県観光局は「動画を幅広く活用し、県の知名度をさらに引き上げたい」としている。


グランプリを受賞した動画の柞原八幡宮を紹介する一場面(ユーチューブの大分県公式チャンネルより)


観光地や祭り、工芸品をテンポよく


 受賞作名は「Discover Oita's Hidden Gems:The Art Edition」。「大分の隠れた魅力の発見」との意味が込められている。県が公益社団法人「ツーリズムおおいた」を通じ、東京の企業に委託して制作した。

 2024年7~11月に撮影され、25年1月に県のユーチューブ公式チャンネル「沸騰大分」で公開。約5分半の動画では、平安時代初期からの歴史をもつとされる大分市の柞原(ゆすはら)八幡宮や、別府市の「べっぷ地獄めぐり」、別府竹細工、臼杵市の臼杵石仏、宇佐市の宇佐神宮、日田市の日田祇園祭や日田下駄(げた)など17の名所や名物をテンポよく、映画のようなカメラワークで、荘厳な音楽に乗せて紹介している。

 審査員からは「より深く精神的な体験を求める欧米圏の富裕層やリピーター層に強く響く内容だ」などと評された。

 コンテストは、優れた日本の魅力発信を表彰しようと、内閣府が22年度から毎年開催している。県は今回、受賞作を含む3作品を応募した。全国から寄せられた237件の中で、東京・奥多摩を紹介する動画と共にグランプリに選ばれた。

 県観光局は「受賞を糧に誘客促進にまい進したい。多くの方に動画で紹介したスポットを訪れてほしい」と意気込んでいる。


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