福岡パルコ全館で九州のカルチャー発信 「パルコ感覚」で『令和の文明開化』を!

6月11日に始まる「パルコ感覚」のメインビジュアル=写真はいずれも(株)パルコ提供

 福岡市・天神の福岡パルコで6月11日(土)~26日(日)、九州のカルチャーを発信する祭典「パルコ感覚」が開催されます。九州の文化の担い手が集結し、全館で様々なコンテンツを展開します。

「新たな感覚を広げよ」

 「パルコ感覚」は、コロナ禍で活動の縮小を余儀なくされ、コミュニケーションも希薄になった九州のローカルカルチャーの熱気を取り戻そうと企画されました。テーマは「新たな感覚を広げよ」。福岡パルコと街が一丸となって起こす"令和の文明開化"を掲げています。


「感覚道の駅」に出店するショップ

 メイン会場は本館3階の「感覚道の駅」。福岡市・大名の「Addiction」や熊本の「&Chill」 といった人気アパレルや、国内外のアートブックなどが並ぶ「本屋青旗」、人間国宝である祖父の窯で有田焼と向き合う「井上祐希 from 井上萬二窯」など、ジャンルにとらわれない58のショップの商品が並びます。

 本館1階のコンビニ風店舗「感覚コンビニ」では、イベントのオリジナルグッズやアーティストとのコラボTシャツを販売します。


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館内を彩るアート

 個性豊かなアーティストたちの作品も見どころの一つ。新館1階のエントランスでは、福岡を拠点に活動する刺繍(ししゅう)アーティスト・二宮佐和子さんによる「大感覚スペース」が来店者を迎えます。極太の特注針で制作された氷山を中心に、カラフルな作品が四方へ広がって、エントランスから店内へと誘います。


「大感覚スペース」のイメージとアートを手がける二宮佐和子さん(右)

 「感覚道の駅」のギャラリーにも九州の現代アーティストらの作品が並ぶほか、本館2、3、6階のエスカレーター脇にはアーティスト6人の作品を展示するスペースが設けられます。さらに期間中、参加アーティストが刺繍やアクセサリー作りの手ほどきをするワークショップも開かれる予定です。


「感覚道の駅」には現代アーティストらの作品も並ぶ

 福岡パルコの担当者は「九州のカルチャーシーンで活動する人々がコロナ禍によるフラストレーションをこの『パルコ感覚』で爆発させます。その熱に触れ、みなさんの新たな感覚を広げていただければ」と来場を呼びかけています。



イベント名 パルコ感覚
開催場所 福岡パルコ(福岡市中央区天神 2-11-1)
開催期間 6月11日(土)~6月26日(日)
開催時間 10:00~20:30
料金 入場・観覧無料
公式サイト パルコ感覚

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