大濠公園周辺でスタンプを集めてお得に商店街も楽しもう!
記事 INDEX
- がんばる商店街を応援
- 500円分のクーポンに
- 街をぶらり歩きながら
福岡市は、「がんばる商店街」を重点的に支援しています。その一環で、商店街と地域観光の両方を楽しんでもらうイベント「大濠公園デジタルスタンプラリー」を開催中です。大濠公園(中央区)と周辺でスタンプを集めると、500円分のクーポンがもらえ、近隣の商店街で飲食やショッピングに使えます。
がんばる商店街を応援
市によると、市内には約130の商店街があります。商店街といえば、アーケードの両側に店舗が並ぶ光景をイメージしがちですが、アーケードがなかったり、店が広範囲に点在していたり、形態や立地環境、成り立ちは様々です。
商店街を取り巻く環境は厳しさを増しています。経営者の高齢化や担い手不足、大型店の進出に加え、通信販売が勢力を拡大。逆風が強まる中、福岡市は意欲ある商店街の力になろうと、イベントの補助金事業やプレミアム付き商品券事業など、それぞれの規模や形態、課題に応じて選べる様々な支援策を用意しています。
500円分のクーポンに
今回のスタンプラリーは、支援施策の一つ「商店街地域観光連携事業」を活用して企画しました。大濠公園の近隣エリアには、六つの商店街(唐人町商店街連合会、西公園商工連盟、大手門商店街、みなと銀座商店街振興組合、六本松商店連合会、青陵の街・六本松421会)があります。
このエリアは、中心市街地から交通の便が良く、多くの観光客も訪れます。スタンプラリー参加をきっかけに、福岡には観光スポットのほかにも、魅力的な商店があることを広く知ってもらう狙いがあります。
ラリーは参加無料で、アプリのダウンロードも不要。4か所あるスタンプスポット(福岡市地下鉄「六本松駅」改札横、「大濠公園駅」改札横、大濠公園ボートハウス西側「Fukuoka Now」、福岡市美術館1階)のうち、2か所以上のデジタルスタンプを集めてアンケートに答えると、6商店街の24店で利用できるクーポンがもらえます。
なお、「Fukuoka Now」は火、水、金曜のみ開館で、市美術館は月曜(祝日の場合は火曜)と年末年始が休館です。
街をぶらり歩きながら
市の担当者は「大濠公園の周辺は魅力的な店やスポットが多数あります。観光客は福岡らしさを満喫でき、市民も福岡の隠れた魅力を発見できるエリアです。この機会にぜひ、街めぐりをしてほしい」としています。
市は大濠公園周辺の”おすすめ”を紹介するマップも配布しています。マップには、安くておいしい町中華や有名人も通う人気パスタ店などの情報を掲載。マップを手に街を散策しながら、スタンプラリーも楽しめそうです。
クーポンの有効期限は2025年3月末。スタンプラリーは、25年3月23日までの予定ですが、クーポン(1000枚)がなくなり次第、終了します。