追い山笠が3年ぶりに復活 早朝の博多を「オイサ」が駆け抜ける

威勢よく櫛田入りする二番山笠・土居流

 福岡市の夏祭り・博多祇園山笠は15日、クライマックスの「追い山笠(やま)」が3年ぶりに行われ、各流(ながれ)の男たちが「オイサ、オイサ」と博多の街を威勢よく駆け抜けた。


博多の街に駆け出す五番山笠・中洲流


 午前4時59分、一番山笠・恵比須流が博多区の櫛田神社に舁(か)き山笠を奉納する「櫛田入り」を披露。水法被に締め込み姿の舁き手たちが境内に駆け込み、「博多祝い唄」を唱和した後、街へ飛び出した。他の流の舁き山笠も、約5キロ先のゴール「廻(まわ)り止め」を目指して次々と続いた。


「廻り止め」に到着した七番山笠・千代流の男たち

 15日間の祭りを無事に終え、博多の街はこれから夏本番を迎える。


追い山笠を終え、人形を下ろす六番山笠・西流の舁き手たち


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