｢ABURAYAMA FUKUOKA｣4月27日開業 アウトドアをより多彩に
油山市民の森と油山牧場の一体整備により「ABURAYAMA FUKUOKA」が誕生する（画像はいずれもJR九州提供）
記事 INDEX
- スローガンは「BACK TO NATURE」
- ｢市民の森｣と｢牧場｣をリニューアル
- シェアオフィスやグランピングも！
福岡市の南部に広がる油山に4月27日、複合体験型アウトドア施設「ABURAYAMA FUKUOKA」が誕生します。長年親しまれてきた「油山市民の森」と「油山牧場」が一つになり、キャンプ場や農園併設レストラン、バーベキューなど多彩な体験を提供する場所へと生まれ変わります。さらに来春にかけて、シェアオフィスやアウトドアパーク、グランピングなどが順次開業する予定です。
スローガンは｢BACK TO NATURE｣
施設が整備されたのは、市民の森と牧場を中心とする約140ヘクタールのエリアです。施設の老朽化などを受け、福岡市が改修を決定。民間事業者の公募で選ばれたJR九州など9社でつくる企業グループが、2022年7月から工事を進めてきました。
「ABURAYAMA FUKUOKA」のロゴマーク
新施設のスローガンは「BACK TO NATURE」。自然とふれあうことはもちろん、「暮らす・遊ぶ・働く・学ぶ・整う・感じる」といった様々な体験を通じ、心と体に刺激や感動を与えられる空間を目指していくそうです。
｢市民の森｣と｢牧場｣をリニューアル
キャンプ場はスノーピークが運営
生まれ変わるキャンプ場は、アウトドアブランド「スノーピーク」が運営します。エリアは二つに分かれ、フリーサイト、ソロキャンプ用のサイトなどがあります。スノーピークの店舗では、キャンプ用品の販売・レンタルのほか、テントの設営講習や修理の受け付けなども行います。
「Restaurant Sola」では農園で収穫した食材で料理を提供
約4300平方メートルの「森の農園」には、「Restaurant Sola」を併設。福岡の街を一望できる場所で、農園で採れた食材を使った料理を楽しむことができます。ほかに、工房を併設したチーズカフェ、スターバックスコーヒーなども営業します。
バーベキュー場もリニューアル
市民の森にあったバーベキュー場もリニューアル。最大約200人が利用でき、道具のレンタルや人気焼き肉店のバーベキューセットなども用意しているとのことです。
シェアオフィスやグランピングも！
夏には、緑の中で心地よく働けるシェアオフィス「Q-Nature」がオープンする予定。キャンプと組み合わせた企業研修や、休暇を楽しみながら仕事も進める「ワーケーション」が可能になります。
シェアオフィス「Q-Nature」は今夏オープン
さらに、自然の中で様々なアクティビティーを楽しむアウトドアパーク「フォレストアドベンチャー」、スノーピークによるグランピング施設なども順次開業します。
スノーピークがプロデュースするグランピング施設
JR九州は「『BACK TO NATURE』というスローガンの通り、福岡の中心市街地から車で30分の場所に広がる豊かな自然を楽しんでほしい」としています。
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