「ABURAYAMA FUKUOKA」第2期開業 楽しさ広がる新施設登場
記事 INDEX
- 自然の中でのんびり過ごす
- 絶景!のアクティビティー
- 刺激や感動を与える空間へ
2023年春にオープンした複合体験型アウトドア施設「ABURAYAMA FUKUOKA」(福岡市)に12月16日、カフェやショップなど3施設が新たに登場します。24年1月6日には、市内を一望できるアウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・油山福岡」が開業する予定で、一帯の魅力がさらに高まりそうです。
自然の中でのんびり過ごす
ABURAYAMA FUKUOKAは、JR九州などでつくるグループが22年7月から「油山市民の森」と「油山牧場」を中心とする計約140ヘクタールの再整備を進めています。
すでにキャンプ場やレストランなどが営業していますが、第2期開業の12月16日にカフェやショップ、愛犬と泊まれるキャンプサイトがオープンします。
アウトドアショップ「NEUTON supported by CROSS ORANGE」
福岡県筑紫野市のアウトドア用品専門店「クロスオレンジ」が出店します。最新のアウトドアギアなど、キャンプ好きが満足する道具をそろえるほか、ユナイテッドアローズのアウトドアブランド「koti」など日常使いのできる商品も取り扱います。
場所:牧場エリア
営業時間:9:00~18:00
カフェ&ストア「もりのいま」
雑貨店にカフェを併設し、自然の中でホッと落ち着く時間を過ごせる店内。植物のある暮らしや健康に配慮した加工品を提案し、おにぎりやみそ汁など自然の中で楽しめそうな軽食を提供します。
店の前には大きなカエデの木があり、市民の森の新たなシンボルとなるツリーハウスが登場します。油山では紅葉がカエデから始まるそうで、今後はこのシンボルが秋の訪れを知らせてくれます。
場所:市民の森エリア
営業時間:9:00~16:00(定休日は火曜、水曜日)
ペット同伴キャンプサイト「Snow Peak ABURAYAMA FUKUOKA Camp field フォレストサイト」
アウトドアブランド「スノーピーク」が運営する愛犬と一緒に宿泊できるキャンプサイトです。油山牧場近くは家畜伝染病予防の観点からペットを同伴できないため、牧場から離れた市民の森エリアに整備。リードを付ければ愛犬と森を散歩できます。
場所:市民の森エリア
料金:電源なしサイト8800円、電源ありサイト9900円
絶景!のアクティビティー
「フォレストアドベンチャー・油山福岡」は、木と木の間に張り巡らされたコースを行き来して楽しむアウトドアパーク。油山福岡では、小さな子どもが安全器具なしで遊べる「ネットコース」を整備しました。
油山はその昔、ツバキの実から油を精製していたことが地名の由来になったとされています。ネットコースの一部にはツバキが群生し、12~4月に見頃を迎えます。
もちろん、ケーブルにつり下げられて滑空するジップラインもあります。「ジップトリップコース」では、九つのコースを連続で滑ります。大人も大満足のスリルを味わいながら、福岡市内や博多湾の眺望を楽しめます。
場所:牧場エリア
営業時間:9:00~18:00
料金:ネットコース2200円、ジップトリップコース2750円など
刺激や感動を与える空間へ
このほか、自然の中で仕事ができるワーケーション施設「Q-Nature」も10月にオープンしています。ポータブル電源を貸し出しており、川のせせらぎが聞こえる場所や、鳥がさえずる木立の中などで、仕事に向き合えます。
ABURAYAMA FUKUOKAは「BACK TO NATURE」というスローガンのもと、「暮らす・遊ぶ・働く・学ぶ・整う・感じる」など様々な体験を通じ、心と体に刺激や感動を与えられる空間を目指していくそうです。
2024年春には、各部屋に専用サウナと水風呂を備えたコテージなどが完成する予定。“人と都市と自然の共生するまち”に向け、さらに魅力ある場所になりそうです。