福岡空港の運営会社「福岡国際空港」は4月16日、国内線の新しい立体駐車場をオープンする。9階建ての新駐車場は収容台数が従来の2倍になり、乗用車1617台、バイク35台が止められる。現駐車場は取り壊し、複合施設に建て替える予定という。
外装は建築家・隈研吾氏が監修し、福岡の伝統工芸品「博多織」をイメージしてデザインした。各階エレベーターホールには、博多仁和加、イチゴ、ラーメンなどのイラストを描き、福岡らしさを演出している。
オープンに合わせて利用料を改定する。最初の30分間は無料のままだが、以降30分ごとの基本料金を現行の200円から250円に、24時間の最大料金を2400円から3500円(繁忙期は3400円から4500円)に値上げする。
運営会社によると、これまでの駐車場(6階建て、864台収容)は、4月15日夜で営業を終了する。跡地には、ホテルやバスターミナルなどの機能をもち、国内線ターミナルビルと一体化した複合施設を整備するという。