福岡市が寅さんとコラボ 健診を受けて、地下鉄で出かけよう!

健診を呼びかける動画の一場面(福岡市提供)

 健康診断の大切さを伝える動画を福岡市が制作し、街頭の大型ビジョンなどで流れています。寅さんでおなじみの人気映画シリーズ「男はつらいよ」とコラボした動画なのですが、「なぜ寅さん?」と不思議に思い、福岡市に取材してみました。

健診受けて!

 福岡市健康増進課によると、福岡市民の各種がん検診や特定健診の受診率は全国平均を下回り、政令市の中でも下位なのだそうです。平田俊浩・健診推進係長はその理由を「他地域に比べて健診を受ける習慣が根付いていない」と話します。

 「健診はつらくないよ」というタイトルがついた動画は約15秒。渥美清さんが演じる寅さんの映像と、「年に一度は健康診断」のメッセージが流れます。でも、なぜ寅さんなのでしょうか。本題を平田係長にぶつけてみました。
 「何か映画とコラボができないかと考えたとき、がん健診などのほとんどは40歳以上が対象なので、『男はつらいよ』だとその年代にも知られているから良いのでは、ということになりました」
 なるほど。ほかにも「アナ雪」や「スターウォーズ」も案として出たそうですが、やはり寅さんが"はまり役"かなと思います。


 動画は2020年1月末まで、福岡市役所や天神の大型ビジョンなど市内約10か所で流れます。また、1月9日までは市内2か所の映画館でも放映されます。


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地下鉄でもコラボ


ちかパス65をPRするポスター


 寅さんとコラボしたのは、健診を促す動画だけではありません。福岡市地下鉄も企画(2020年1月末まで)を立てました。
 65歳以上を対象に地下鉄全線が乗り放題になる定期券「ちかパス65」(1か月6000円、3か月1万6000円、6か月3万円)の購入者に、抽選で映画の特製グッズをプレゼントします。A賞は映画公開の記念バッジ(10人)、B賞は特製B2ポスター(5人)で、ともに非売品です。さらに新規購入の先着500人は、特製ビジュアルカードがもらえます。


映画公開の記念バッジ


 「男はつらいよ」シリーズは、2019年で第1作の公開から50周年を迎えたそうです。第50作目となる最新作「男はつらいよ お帰り 寅さん」は、12月27日(金)から全国ロードショーが始まっています。


「男はつらいよ お帰り 寅さん」(C)2019 松竹


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