福岡読売写真クラブ(福岡YPC)の会員で写真家の川口清志さん(83)と、水彩画家の稲田政博さん(75)の作品を紹介する「二人展」が、福岡市中央区の福岡県立美術館で開催されている。4月29日まで。
会場では「自然に魅せられて」をテーマにした計約50点の作品を展示。川口さんが撮影した世界自然遺産・鹿児島県屋久島の屋久杉、かつて住んでいた熊本県阿蘇市の風景写真のほか、稲田さんが描いた大分県九重地方の自然や「九重“夢”大吊橋(おおつりはし)」の水彩画が飾られている。
30年以上前からライフワークとして屋久島の四季折々の表情を撮り続けている川口さんは、これまで30回以上通う中で撮影した1万点を超すカットの中から厳選して展示。「次の世代にこの美しい自然を残したいという思いでシャッターを押しました」と話していた。
午前10時~午後6時。入場無料。