10月に福岡、熊本、大分の3県で開催される自転車の国際ロードレース「ツール・ド・九州」の開催100日前のカウントダウンセレモニーが7月3日、福岡県庁で行われた。
2回目の今大会は10月11~14日に開催。11日は北九州市の小倉城周辺を周回し、12日に大分県、13日に熊本県を走った後、最終日は福岡県に戻り、岡垣町と宗像市を周回(9周)して宗像大社にゴールする。国内外から18チーム計約110選手が参加し、4日間で計約430キロを駆け抜ける。
この日はカウントダウンボードが除幕され、映像でレースを体験できる「バーチャルサイクリング」の実演もあった。2年連続で出場する県内のプロチーム「VC FUKUOKA」も参加し、向川尚樹選手(43)は「小倉城のロケーションはすばらしいと評判だった。地元の皆さんに応援してもらえるよう懸命に走りたい」と話し、佐藤信哉監督(46)は「優勝争いをする姿を見せたい」と意気込んでいた。