丸井グループ(東京)は7月29日、福岡市博多区のJR博多駅そばで運営する商業施設「博多マルイ」1階に、ハローデイ(北九州市)の展開する食品スーパー「ボンラパス」が2024年冬にオープンすると発表した。
総菜などに注力
発表などによると、新店の名称は「ボンラパス タンブル」。フランス語で「おいしい食事」を意味するボンラパスと、「切手」のタンブルを組み合わせた。「手紙に貼られる切手のように、幸せを届けるお手伝いをしたい」との思いを込めたという。
店内は、パリのマルシェを思わせるような、こだわりの内装にする。新鮮なカットフルーツやサラダ、刺身のほか、旬の素材を使って専門部署が手がける総菜など、既存店にないような品を開発していく。青果や飲料など一般的な食品もそろえるが、厳選した品ぞろえにする方針だ。
開業時期は、11月末~12月を目指して調整しているという。
九州の玄関口といわれる博多駅に近い商業施設の1階で、ハローデイとしては「前例のない場所」(関係者)への出店となる。既存店よりスペースは限られるものの、博多駅に隣接する立地をふまえ、総菜など魅力的な商品を提供することで、仕事帰りの会社員らはもちろん、訪日客にも喜ばれるような店づくりにしたい考えだ。