日本相撲協会の九州場所担当部長を務める福岡県直方市出身の浅香山親方(元大関魁皇)が9月13日、市役所を訪れ、大塚進弘市長らに福岡市で11月に行われる九州場所への来場を呼び掛けた。9月14日からチケットの前売りが始まった。
6種類のポスターを手に来庁した親方は「元気が良い若い力士が増え、相撲の面白さにつながっている」などとPR。「雰囲気も迫力も違う本場所を見に来てほしい」と笑顔で話した。
地元出身の関取がいないことも話題となり、大塚市長は「相撲ができる場所が昔に比べて少なくなっている」と吐露。親方は「子どもたちに相撲に興味を持ってもらい、(裾野を)広げたい」などと、力士の育成にも意欲を示した。
九州場所は11月10~24日、福岡市博多区の福岡国際センターで行われる。