大牟田の光のイベント「オームタ☆イルミナーレ」始まる

 福岡県大牟田市中心部と周辺地域の13会場をLED(発光ダイオード)で彩る「オームタ☆イルミナーレ2024」が、12月から本格的に始まる。観光協会や市内の企業などでつくる実行委員会(永川俊彦委員長)は「華やかなイルミネーションの彩りで、にぎわいの創出と大牟田のまちづくりを推進したい」としている。


大牟田の活性化を願って、ジャー坊の枠に缶バッチを取り付ける人たち(実行委員会提供)

 同イベントは、2015年に1会場で開始。19年からは各地のイルミネーション会場を実行委がまとめて開催してきた。前回は延べ30万人が訪れたという。

過去最多13会場でライトアップ

 今回は過去最多の13会場で、計約25万個のLED電球を使って日没から午後11時まで夜の街を照らす。

 会期と会場は、▽12月6日~来年1月末=市役所前、大牟田駅東口と西口、新栄町商店街、栄町商店会、銀座通り商店街、寿通り▽12月1日~来年1月末=築町商店街▽12月6日~来年1月6日=諏訪公園▽12月2~25日=信号電材本社前広場▽11月30日~12月24日=三池港あいあい広場。11月23日から点灯が始まった三川坑(土日、祝日のみ)と天領病院は、それぞれ12月22日と同24日まで。

 大牟田の活性化に取り組む高校生から30歳代の若者でつくる「大牟田わかもの会議」も、イベント運営に参加。メンバーが作った缶バッジを1個500円で販売し、収益をイベント運営費に充てる。

 缶バッジには願い事を書いてもらい、市のイメージキャラクター「ジャー坊」のイルミネーションに取り付け、市役所前に掲示する。缶バッジの一部は市内の小学生らに配布した。問い合わせは、実行委事務局の大牟田観光協会(0944-52-2212)へ。


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