福智町で上野焼「春の陶器まつり」 4月25~27日に開催
国指定の伝統的工芸品「上野焼(あがのやき)」の魅力を紹介する「春の陶器まつり」が4月25日、福岡県福智町上野の上野の里ふれあい交流会館や周辺の窯元で始まる。27日まで。
上野焼は江戸時代、豊前藩の歴代藩主に愛されるなど400年を超える歴史を持ち、1983年に伝統的工芸品の指定を受けた。春の陶器まつりは51回目で、新作などを展示、販売している。
今年は九つの窯元が、湯飲みや茶わんなどの日常食器、鉢や茶器、花器などを通常の2割引きで販売。25、26日は台湾茶の体験イベント(予約制)、27日は茶会を開く。窯元を訪ね、焼き物を購入すると賞品が当たるスタンプラリーもある。
同会館と窯元を結ぶ無料シャトルバスを1日6便運行。予約や問い合わせは、主催の上野焼協同組合(0947-28-5864)へ。