飯塚オート駐車場跡に新工場立地 温度センサーなど生産

 工業用温度センサー製造の「岡崎製作所」(神戸市)が福岡県飯塚市鯰田に新工場を建設することになり、現地で起工式が行われた。


起工式で神事を行う岡崎社長


 同市が飯塚オートレース場駐車場跡に整備した栗尾工業団地に立地。同社は同県嘉麻市にある福岡工場を移転し、約1万6000平方メートルの敷地に鉄骨一部2階建ての工場を建設する。2026年春に操業を始め、自動車や半導体製造装置で使われる温度センサーなどを生産。移転前と比べて生産能力を2倍に拡大させる計画で、地元を中心に約10人を新規採用する。

 4月18日に行われた起工式には、武井政一・飯塚市長ら約40人が参加。神事を行い、工事の安全を祈願した。同社の岡崎一英社長は「製造ラインを見学できる通路を計画している。会社を知っていただいて採用につながれば、地域経済が活性化すると考えている」とあいさつした。


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