地下鉄七隈線、平日6往復増便 混雑解消へ8月4日から

 福岡市は7月23日、地下鉄の混雑や市中心部の渋滞緩和に向けたプロジェクトを始めると発表した。第1弾として、市地下鉄七隈線の混雑緩和のため、8月4日から平日夕方のラッシュ時を中心に6往復増便する。


 新たなダイヤでは、通勤通学の利用客が多い平日午後5~7時台と同9時台に増便。運行間隔は最大40秒短縮される。ピーク時の混雑率は現行の120%から100%程度に改善する見通し。

 プロジェクトでは、空港線と箱崎線の増便も予定しており、さらなる混雑緩和のために2026年度をめどに車両の増備も進める。このほか、福岡都市高速道路の延伸や国道3号バイパスの立体化、交通量の多い市中心部の「那の津通り」の6車線化などを計画している。

 高島宗一郎市長は定例記者会見で「短期だけではなくて中長期も含めて、しっかり福岡の交通がスムーズに行くように、あらゆる観点から対策を打っていきたい」と述べた。


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