福岡初のタニタカフェが薬院に登場 新生堂薬局とのコラボで
記事 INDEX
- 健康をトータルに
- こだわりの料理で
- 癒やしのグッズも
福岡県を中心に調剤薬局やドラッグストアを展開する新生堂薬局(福岡市)は9月11日、福岡市中央区の西鉄薬院駅ビルに「新生堂ヘルスケアステーション薬院」をオープンします。調剤薬局と健康相談スペースに加え、新業態の飲食店「シンプラスキッチン×タニタカフェ」を併設。タニタカフェは福岡初進出で、注目を集めそうです。
健康をトータルに
新生堂ヘルスケアステーション薬院は、駅ビル1階の書店跡約460平方メートルに入居。飲食店「シンプラスキッチン×タニタカフェ」と、調剤薬局、健康相談などに対応する「シンプラスラボ」の三つの機能を備えます。
新生堂の調剤薬局は、この新施設で99か所。ほかにドラッグストア52店なども運営しています。今回、「食や相談、関連商品の販売などトータルな対応により、健康への意識を高めて行動にもつなげてもらえれば」と、様々な機能を併せ持つ「ヘルスケアステーション」を初めて開設しました。
こだわりの料理で
飲食店エリアは約190平方メートル。新生堂が外食事業にチャレンジするのは初めてで、計量器メーカー・タニタのグループ、タニタ食堂(東京)とのコラボで実現しました。
健康を意識したタニタカフェらしいメニューをはじめ、新生堂オリジナルのイタリアンも用意しました。選べる「ワンプレートランチ」はタニタカフェと協力して企画し、1日に必要な野菜の量の半分がとれるというこだわりの品。「ハンバーグ ワンプレート」(税込み1800円)や「減塩ワンプレート」(同1700円)などがそろいます。
新生堂オリジナルとして、「大崎上島レモンと若鶏の爽やかなペペロンチーノ」(1700円)などのパスタや、「マルゲリータ」(1450円)などのピザを提供。ディナーでは、肉料理やおつまみも扱います。生パスタは全粒粉を使ったものにするなど、健康にこだわって調理するそうです。
タニタカフェ独自の「苺(いちご)のカムージー」といった、ドリンクやスイーツも楽しめます。
癒やしのグッズも
飲食スペースに隣接する「シンプラスラボ」には、野菜摂取度や貧血、老化物質の蓄積レベルなどを短時間でチェックできる測定コーナーを設置。管理栄養士が常駐しており、気軽に相談できるようにしています。
女性特有の悩みに応えるフェムケア商品など、通常のドラッグストアにはないような品も含めて約1000点を扱います。心身の健康を意識し、季節に応じた香りの商品なども取りそろえます。
なお、調剤薬局は、感染症患者らに対応する待合室を設けるなど、様々な症状の来店者が快適に過ごせるように配慮したそうです。
水田怜(さとし)社長は「超高齢社会の課題解決に向け、皆が健康であることが一番大事。ここを拠点に、健康な暮らしのお手伝いをしたい」と強調。「まずは女性を中心に利用してもらい、パートナーや家族とともに健康への意識を高め、行動につなげてほしい」と話しています。
店舗概要
施設名 | 新生堂ヘルスケアステーション薬院 |
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営業時間 | ▽シンプラスキッチン×タニタカフェ
11:00~21:00 |
▽調剤薬局「新生堂薬局」
▽シンプラスラボ(健康相談・測定)
月~金曜 10:00~19:00/土曜 9:00~18:00 日曜・祝日は休業 |
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所在地 | 福岡市中央区渡辺通2-6-1 西鉄薬院駅ビル1階 |
開業日 | 2024年9月11日(水) |