【山口】金魚ちょうちん作りがピーク 柳井 

制作が進む金魚ちょうちん

 8月13日に開かれる「柳井金魚ちょうちん祭り」に向け、山口県柳井市の柳井広域シルバー人材センターの工房で民芸品の金魚ちょうちん作りが最盛期を迎えている。

 金魚ちょうちんは、竹ひごの骨組みに貼った和紙に色づけして仕上げ、ぱっちりとした目や長い尾びれが特徴。祭りに合わせて8月6~31日、約4000個が市中心部に飾られる。

 祭りは新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。工房では、制作を担う「金魚班」が500個を引き受け、メンバー11人が一つ一つ丁寧に作っている。班長の本井秀夫さんは「柳井を訪れた人たちに『かわいいね』『きれいだね』と言ってもらえるように心を込めている」と話していた。


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