【鹿児島】駅直結「JR鹿児島中央ビル」が今春開業!

 JR九州が鹿児島中央駅西口で建設を進めている複合ビル「JR鹿児島中央ビル」の内覧会が2月3日、開かれた。鹿児島県内最大級の広さを持つオフィスビルで、商業ゾーンも兼ね備える。今春にも開業する見通し。


「JR鹿児島中央ビル」の全体イメージ(イメージ図はいずれもJR九州提供)

県内最大級オフィスビル

 11階建てで、1~3階が商業ゾーン、4~10階がオフィス、11階は設備フロア。隣には約240台分の立体駐車場を備える。


低層部の完成イメージ。右側の鹿児島中央駅と歩行者デッキで直結する

 鹿児島中央駅の改札階とビル2階は歩行者デッキで直結。担当者は「利便性が高く働きやすいオフィス。コールセンターなど多くの従業員が必要な事業所にとって、広域で採用できるメリットなどもある」と話す。


JR鹿児島中央ビル(左側)と鹿児島中央駅の間で建設されている歩行者デッキ

 オフィスは最小区画約32坪(約106平方メートル)からで、1フロア最大約600坪(約1980平方メートル)を確保できる。オフィスビルとしては県内最大級の広さという。

商業ゾーンは新規20店舗

 商業ゾーンには「山形屋ストア」や「コメダ珈琲(コーヒー)」、眼科、歯科といったクリニックなど約20のテナントが新たに出店。ビックカメラなど既存の店舗と合わせ、駅西側の商業ゾーンを「AMU WE(アミュ ウィー)」とする。


1階の商業ゾーンのイメージ

 ビル南側では、JR九州による14階建て分譲マンションの建設も計画されており、担当者は「西口エリアにも、にぎわいを創出していきたい」と話している。


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