【山口】日米の航空ショーや展示 岩国で4月に親善デー

 米軍岩国基地(山口県岩国市)で4年ぶりに基地を一般開放する「フレンドシップデー」(4月15日)について、共催の米海兵隊と海上自衛隊が3月13日、概要を公表した。日米の航空機の飛行展示や地上展示を見学できる。


記者会見で握手するラスノック司令官(右)と平木群司令


 リチャード・ラスノック岩国基地司令官と平木拓宏・海自第31航空群司令が岩国市役所で記者会見した。


 米軍側は、輸送機オスプレイによる兵力の地上投入を実演するほか、海兵隊のF35Bステルス戦闘機による航空ショーなどを行う。

空自・F35A戦闘機も

 日本側からは、初参加する海自小月航空基地(下関市)の「ホワイトアローズ」がアクロバット飛行を披露。空自のF35A戦闘機も初めて地上展示される。岩国基地で米軍と共同で訓練している陸自第13旅団(広島県海田町)の部隊も参加する予定。

 催しは例年、5月5日に行われていたが、ラスノック司令官は「(5月に広島市である)先進7か国首脳会議(G7サミット)との関係で、4月に変更した」と述べ、「岩国地域や日本の防衛と、自由で開かれたインド太平洋への貢献を強調するすばらしい機会となる」と、来場を呼びかけた。

 詳細はフレンドシップデーの公式サイト公式フェイスブックで。