【大分】佐伯駅をサイクリング拠点に シャワー室も設置
大分県佐伯市のJR佐伯駅で待合室が「サイクルステーション」に改装され、3月12日にお披露目された。ロードバイクなどの自転車を置くラックや休憩スペースのほか、更衣室やシャワー室が設けられた。JR九州によると、駅の待合室にサイクルステーションが設置されたのは同社では初めて。
待合室への設置、JR九州で初
自転車を活用したまちづくりを進める同市が約1180万円をかけて整備した。自転車の利用者だけでなく、JRの利用客も午前5時半~午後11時に使うことができる。
同市自転車PR大使の工藤友美・大分ケーブルテレコムアナウンサーは「屋外では盗難が心配だが、室内で目の届く範囲に駐輪できる。サイクリストが休憩できる施設が増えるのは、ありがたい」と喜んでいた。
同駅の原野結駅長は「佐伯駅を拠点に、佐伯の自然を自転車で楽しんでいただきたい」と話した。