【くらし】住宅ローン金利、福岡銀行など引き下げ 4月

 九州・山口の主要地方銀行が3日までに公表した4月の住宅ローン金利は、福岡銀行、十八親和銀行が固定10年の最優遇金利を前月1日時点から0.25%引き下げて1.3%とした。一方、これまで据え置いてきた大分銀行は0.6%引き上げて1.5%とした。契約者の大半が選ぶ変動金利は各行据え置いた。

変動金利は各行据え置き

 固定金利の指標となる長期金利が米欧の金融不安で低下傾向にあったことなどから、福岡と十八親和は引き下げたとみられる。メガバンクも4月の固定金利はそろって下げている。



 一方、大分は大きく引き上げた。原則として金利の見直しを半年ごとに行っているため。日本銀行の政策変更を受け、各行が固定金利を引き上げる中、大分は先月まで据え置いていたことから、大幅な引き上げになったとみられる。

 変動金利は、指標となる短期金利が上昇していない。各行の金利は0.475%から0.825%で、いずれも据え置いている。


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