【長崎】シーボルトゆかりの桜が見頃 200年の節目に

 江戸時代に長崎で活躍したドイツ人医師、シーボルト(1796~1866年)ゆかりの桜が、長崎市の中島川公園で見頃を迎えている。ピンク色の花が、市民や観光客の目を楽しませている。


見頃を迎えたシーボルトゆかりの桜

 八重桜の一種で、シーボルトが1862年に帰国する際に持ち帰った桜の子孫とされる。同市のNPO法人「ながさき千本桜」が「シーボルトの桜」と名付け、2006年に同公園に植樹した。

 今年は、シーボルトが1823年に初めて来日してから200年の節目にあたる。市内では、日本に西洋医学を伝えるなどした功績をたたえる催しが計画されている。


advertisement