【山口】酒蔵の「ご酒印シール」集めて!萩周辺で開催中
若い女性らに人気の「御朱印」ブームにあやかり、社寺の代わりに地元酒蔵や店舗を巡って「ご酒印(しゅいん)シール」を集める販促キャンペーンが、山口県内有数の酒どころ・萩市周辺で初めて開催されている。企画した市や市観光協会などでつくる萩・食の祭典実行委員会は「推しの酒蔵を見つけてほしい」と呼び掛けている。
5月末までキャンペーン
コロナ禍における観光浮揚策の一環。ご酒印シール(約5センチ四方)は紙製で、酒蔵名や代表銘柄が印刷されている。酒蔵の家紋や銘柄にちなんだ宝船といったデザインを朱色で描き込み、御朱印風に仕上げた。
対象は、岩崎酒造、岡崎酒造場、澄川酒造場、中村酒造、八千代酒造(いずれも萩市)と阿武の鶴酒造(阿武町)の6酒蔵。いずれも地域ブランドを保護する国の「地理的表示(GI)」指定を受けた清酒を造っている。シールは各酒蔵(阿武の鶴酒造のみ町内の関連酒販店)でもらえる。
萩・明倫学舎お土産ショップ(萩市江向)と酒販店萩SAKAYA(同市土原)では、購入した清酒の醸造元のシールを1本につき1枚プレゼントする。
用意したシールは6酒蔵の全12種類で、6種類以上集めると「GI HAGI」などと記されたプレミアムシール付きオリジナルご酒印帳が抽選で当たる。期間は5月31日まで。問い合わせは、実行委事務局の市産業戦略室(0838-25-3351)へ。