【鹿児島】桃鉄バージョン鉄印帳 肥薩おれんじ鉄道でも

 ご朱印帳の鉄道版「鉄印帳」で、新たに人気ゲーム「桃太郎電鉄」(桃鉄)のキャラクターをあしらった桃鉄バージョンの鉄印と鉄印帳が期間限定で発売されている。全国の地方鉄道を巡って「桃鉄印」を集めることで、桃鉄の世界を楽しめる。


肥薩おれんじ鉄道の桃鉄版鉄印(©さくまあきら、Konami Digital Entertainment)

 鉄印帳は2020年7月、地方鉄道の利用促進や沿線地域の活性化を目指して始まった。一方、桃鉄はプレーヤーが鉄道会社の社長になり、全国の駅を巡りながら資産を増やしていくゲーム。桃鉄シリーズの原作者、さくまあきらさんが鉄印帳の取り組みに共感し、今回のコラボ企画が実現した。

 桃鉄印は、「第三セクター鉄道等協議会」に加盟する全国の地方鉄道40社の駅窓口で購入できる。鹿児島県内関係では、「肥薩おれんじ鉄道」のご当地鉄印を八代駅(熊本県八代市)と川内駅(薩摩川内市)で発売。桃鉄のキャラクター「キングボンビー」をあしらったもので、オレンジ色の炎を背に、鬼のような形相をしている。

 鉄道会社ごとにゲームに登場するキャラクターやご当地偉人、名産にちなんだ怪獣をデザインしてあり、1枚300円(税込み)。通常の鉄印帳のほか、主要キャラクター入りの「桃鉄印帳」(税込み2200円)も利用できる。販売期間は来年3月末まで。


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