【鹿児島】夏が来る! 指宿市で今年も「アロハ宣言」
鹿児島県指宿市は4月29日、同市の初夏の訪れを告げる恒例の「アロハ宣言」を行った。10月末まで、市役所や銀行、ホテルなどの職員・従業員らがアロハシャツを着て南国の観光地をアピールする。
職員ら着用
同市では1978年以降、この時期に「アロハ宣言」を行っている。指宿港海岸で行われたセレモニーで、アロハシャツ姿の打越明司市長が、「観光客を温かく迎えるアロハ精神を高めるとともに、エコファッション推進のため、指宿市民は本日からユニホームとしてアロハ、ムームーを着用する」と宣言した。
隣の指宿港では地元漁協が主催し、鮮魚の販売をはじめ、キッチンカーなどが集まるイベントも開かれた。ゴールデンウィーク初日ということで、多くの人でにぎわった。
夫婦で訪れた近くの男性(81)は「毎年アロハを着ており、今年もこの季節が来たという気持ち。連休で子ども連れも多く、にぎやかな雰囲気を楽しめた」と話していた。