【佐賀】まつり鳥栖で花火打ち上げへ　実行委が資金募る

　佐賀県鳥栖市の夏祭り「まつり鳥栖」の実行委員会が、第50回となる今夏の祭りで、記念事業として花火の打ち上げを計画している。インターネットのクラウドファンディング(CF)で100万円を目標に資金を募る予定で、協力を呼びかけている。

　祭りは1974年に始まり、市中心部の商店街を歩行者天国にしてパレードや総踊りが行われる。新型コロナウイルス禍などで中止になった年も回数に数えてきており、今夏で節目の50回目となる。

　資金調達はCFサイト「レディーフォー」で5月15日～6月30日に実施し、目標金額に達した場合のみ受け取れる。3000円～5万円の5コースがあり、金額に応じてサガン鳥栖や久光スプリングス、佐賀バルーナーズの観戦チケットなどの返礼品を贈る。

　実行委の緒方俊之委員長は「記念すべき第50回なので、新型コロナが終息し、みんながマスクを外して過ごせる日が来ることを願って花火を打ち上げたい。ぜひ協力してほしい」と話している。

　問い合わせは市商工振興課内の実行委CF事務局(0942-85-3605)へ。

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