【山口】みんなが安心 宇部に大型遊具の広場がオープン

 障害の有無にかかわらず、全ての子どもが安心して使えるインクルーシブ遊具をそろえた広場が5月27日、山口県宇部市の山口宇部空港そばの公園にオープンした。初日から大勢の子どもたちが詰めかけ、目新しい遊具に歓声を上げていた。


インクルーシブ遊具をそろえた広場

 インクルーシブは「包括的な」「全てを含む」といった意味の英語。約1200平方メートルの広場にある遊具やベンチなど58設備のうち、約半数がインクルーシブ仕様となっている。車いすごと移動できる幅の広いスロープ付き滑り台や、背もたれのあるブランコなどがあり、広場の一部は転倒してもけがをしないよう、柔らかいゴムチップを敷いている。

 インクルーシブ遊具だけでなく、ローラー滑り台やトランポリンなどを組み合わせた大型の複合遊具も設置した。

「支え合い、育んで」

 市によると、遊具などは飛行機や空港をイメージし、約1億500万円をかけ整備した。インクルーシブ遊具を多くそろえた公園は、県内初としている。

 この日のオープニングセレモニーで、篠崎圭二市長が「障害の有無にかかわらず一緒に遊び、助け合いや支え合いの気持ちを育んでほしい」とあいさつ。子どもたちは早速、スロープを上って滑り台で遊んだり、遊具に張られたネットに乗って友達と揺らし合ったりして楽しんでいた。

 同市沖宇部の理学療法士の男性(49)は「柵が高くて安全対策もしっかりしていた。安心して遊ばせられる」と話していた。


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