【長崎】長崎市で「運賃無料デー」 路線バスや路面電車
長崎市は6月25日の日曜日に、市内を走る路線バスと路面電車の運賃を無料にする「運賃無料デー」を実施すると発表した。物価高騰による市民の負担を減らすとともに、利用者を掘り起こしたい考え。年度内に最大計8回、実施する。
まず6月25日に実施
長崎バス、県営バス、長崎電気軌道、さいかい交通、富川運送が合同で初めて行う。路線バスと路面電車のほか、コミュニティーバスの全便(高速道路を経由する路線、県営バスの雲仙線は除く)。一部でも市内を通っていれば、市外で乗降した場合も無料になる。回数制限はなく、何度でも利用できる。
2回目以降の実施日などは、1回目の利用状況を踏まえて検討する。事業費計約1億3800万円は市が負担し、国の地方創生臨時交付金を充てる。
市は「この機会に行ったことがないところに足を運んだり、バスや電車を乗り継いで旅をしたりして、長崎の街を楽しんでほしい」としている。