【山口】「すみっコ」が下関観光をPR! 本州の西の隅っこ

 誕生10周年を迎えた人気キャラクター「すみっコぐらし」と、本州の西の隅っこ・山口県下関市がコラボした観光企画「すみっこまちキャンペーンin下関」が6月1日、始まった。7月31日までに、指定の観光スポットで撮影した写真を「すみっコぐらし」公式ツイッターにツイートすると、抽選でオリジナルグッズがもらえる。市はキャラ付きの限定品も用意し、市内観光をPRしている。

PR大使は「とかげ」


毘沙ノ鼻に設けられている「とかげ」の看板

 すみっコぐらしは、電車や店の端や隅が好きなキャラたちの物語。SNSや絵本などで人気を得ている。

 本州西端の市は昨年、キャラを手がけるサンエックス(東京)の地域応援プロジェクトに応募。九州本土の端っこ・鹿児島県大隅半島や、日本最北端の北海道稚内市などとともに全国5地域の一つに選ばれた。

 5地域にはそれぞれキャラがPR大使を務めており、下関市は、恐竜の生き残りだが正体を隠しているという設定の「とかげ」が担当している。

SNSに写真→抽選でグッズ

 キャンペーンでは、公式ツイッター(@sumikko_335)をフォローし、「本州最西端の地 毘沙ノ鼻」と市立しものせき水族館「海響館」、角島大橋、唐戸市場、国宝・功山寺の5か所のうち1か所で写真を撮影。「#すみっこまちコラボ」と「#下関」付きでツイートすれば、抽選で100人にオリジナルアクリルスタンドが当たる。

 5か所には、スマートフォン用壁紙がダウンロードできるQRコード付きポスターが貼られ、毘沙ノ鼻には「とかげ」がデザインされた看板(縦0.9メートル、横1.8メートル)もある。

 さらに、下関駅観光案内所などで本州最西端到達証明書(100円)を発行してもらうと3000枚限定のステッカー、みもすそ川公園の紙芝居を観覧すると1万枚限定の絵はがきがもらえる。

さらなるコラボ企画も検討

 市は他にも、商業施設の周遊といったコラボ企画を検討している。市都市ブランド化推進室の永富敬吾室長は「全国的に有名なキャラにあやかり、多くの人に市の魅力を感じてもらいたい」と話している。


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