【佐賀】吉野ヶ里歴史公園で弥生の花々が鮮やかに 

 吉野ヶ里歴史公園(佐賀県神埼市、吉野ヶ里町)で、約5万本のベニバナが咲き誇っている。約5000平方メートルの畑に黄色が鮮やかに映えている。6月25日頃まで楽しめそうだ。


鮮やかに咲くベニバナ


 公園によると、ベニバナは弥生時代の遺跡から大量の花粉が発見されるなど、当時から染料として使用されていたとみられる。黄色い花びらは今後、中心部から徐々に赤みを帯びてくるという。

 6月18日もベニバナ摘みの体験会が行われるなど、来場者を楽しませた。母と訪れた佐賀県神埼市の児童(10)は「葉っぱがちくちくとしていた。黄色が明るくてきれいだった」と話した。

大賀ハスも

 また園内では、弥生時代のハスとされる「大賀ハス」もピンクの花を咲かせている。6月下旬から7月上旬頃にかけて満開を迎え、最大で100輪ほどになる見込み。


ピンク色が美しい大賀ハス


 問い合わせは吉野ヶ里公園管理センター(0952-55-9333)へ。


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