【宮崎】延岡・道の駅「北川はゆま」 改修工事ほぼ終了

 東九州自動車道・北川インターチェンジ近くの道の駅「北川はゆま」(宮崎県延岡市北川町)の改修工事がほぼ終了し、7月1日に現地で式典が開かれた。


道の駅北川はゆまの改修を祝って披露された和太鼓演奏

 北川はゆまは1996年4月に開業。東九州道の無料区間にあり、2015年3月に県内と福岡県、大分県が東九州道でつながって以降は、年間約40万人が訪れる人気施設となった。観光やドライバーの休憩、地域住民の買い物などに利用され、15年度には地方創生につながる優れた取り組みを支援する国土交通省の「重点道の駅」に選ばれた。

防災機能も拡充

 改修工事は国交省と宮崎県延岡市が16年度から実施。大型車駐車場の整備やトイレ棟の全面改修、レストラン棟の増設、物産館売り場の拡張、店舗前テラス屋根の新設などを行った。また、指定緊急避難場所としての機能を充実させるため、下水道に流す「マンホールトイレ」も整備した。

 式典では読谷山洋司市長が「防災にも観光にも日常の買い物にもさらに活用してもらえる施設になった」とあいさつ。ステージでは和太鼓の力強い演奏が披露されたほか、来場者に紅白もちを配布するなどして新しい施設の完成を祝った。

 7月の1か月間を「リニューアルフェスティバル」と題し、レストランで期間限定メニューの提供や土産物の福袋販売、日替わりのイベントなどを開催する。


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