【佐賀】「落とし物の豚」をNPOが保護伊万里署が委託

　佐賀県警伊万里署は7月5日、拾得物として飼育していた雌の豚1匹を保護してもらうため、NPO法人アニマルライブ(有田町、岩崎ひろみ代表)に引き渡した。今後、約3か月以内に持ち主が現れなければ、同法人が引き取り先を探す。

引き渡された豚

　豚は体長約1メートル、体高約60センチ。6月13日、伊万里市二里町の施設職員から市に「敷地内にイノシシか豚のようなものがいる」と連絡があり、市職員や猟友会のメンバーが同17日に捕獲していた。

　ペットとして飼われていた可能性もあるとして同署が署内で飼育し、ドッグフードや野菜を与えていた。引き取りたいという6件の申し出の中から、距離が近く、これまでも動物を保護して新しい飼い主を探す活動をしている同法人を保管委託先に決めた。

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